司法書士に民事再生を依頼する場合
司法書士に民事再生を依頼する場合、申立ての書類づくりをお願いすることはできますが、司法書士には代理権がありませんので、申立て自体は自分自身でやることになります。
近年では、司法書士に簡易裁判所での代理権を認めたりと、その権利の幅を広げてきてはいますが、自己破産や民事再生といった地方裁判所が管轄となっている業務を代理することはできないのです。
民事再生の中には、住宅ローンを支払いながら債務を圧縮したりと、民間の企業だけでなく、個人がそれを行う個人再生といった手続きもありますが、依頼をする場合は司法書士に依頼をするか、弁護士に依頼をするかは、よく検討したほうがいいかもしれません。
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債務整理をする際に気を付けること
借金の返済に困って、債務整理をする際の注意点として、まず、覚えていなければならないことを述べます。債務整理を実施いたしますと、その人は、個人情報ですが、ブラックリストに載ってしまうということです。
ブラックリストに一度名前が載ってしまうと、長ければ10年の間借り入れができないという状況になってしまいます。また、弁護士などに依頼する際、よくテレビとかで、何度でも無料で電話相談できますとありますが、これには注意しなければなりません。何度も電話している間にいつの間にか契約をしているということがよくあるからです。
借金で苦しまないために債務整理について知ろう
借金を返せないまたは滞納してしまう、返すために別の会社から借りるといった状態に陥った時、債務整理を考えてみませんか。債務整理は国が認めている法的な借金解決方法です。
具体的な手続きには、司法書士や弁護士に借金相談をして、債権者と直接話し合うことで減額してもらう任意整理、借金を減額するために裁判所に仲裁してもらう特定調停、裁判所に申告して借金を5分の1に減らす個人再生、借金とともに持っている資産を処分する自己破産といった手続きがあります。借金でお困りの方は、借金問題を解決するためにぜひ利用しましょう。
自己破産で債務整理
自己破産という方法をとって債務整理をすることによって、借金をゼロにすることができますので苦しい借金の悩みから解放されるということで、金銭的にも精神的にもメリットは大きいのですが、その一方でデメリットがあるということも頭に入れておきましょう。
主なデメリットというのは、消費者金融会社やクレジットカード会社などの貸金業者からのキャッシングはおよそ七年間できなくなります。
また、その期間はキャッシングと同時に住宅のローンや車のローンも組むことが難しくなってしまいます。そして、クレジットカードに関しましても新規契約できなくなりますので注意が必要です。